入院から退院までにヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)が30%以上低下している患者さんでは、予後が良好であることが示されますが、肥満の患者さんにも、同じことが当てはまりますか?

Dr Januzzi: 解析の結果、入院中の30%低下が持つ予後的な意義に対して肥満は影響しませんでした。 肥満はナトリウム利尿ペプチドを抑制しますが、肥満患者が心不全で入院した場合は大抵、値は高いです。この数値が想定ほ […]

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急性心不全が改善し帰宅する患者さんの退院計画におけるヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)の役割は何ですか?

Dr Sim:NT-proBNPの1回限りの測定は、連続測定ほど有用ではありません。ある患者さんについて、最初は高値だったのが、退院時および退院1ヵ月後時点で数値が低下していることが示されれば、正しい方向に進んでいること […]

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糖尿病患者のリスク特定を目的としたナトリウム利尿ペプチド検査の役割は何ですか? また、患者さんに投与する薬剤の決定に役立ちますか?

Dr Sim:アジアでは特に、「糖尿病のX年後にNT-proBNPの測定を開始すべき」というような明確なガイドラインはありません。従来、糖尿病についてはHbA1cを確認していき、患者さんが冠動脈疾患や心不全を発症するまで […]

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診断の観点から経験をお聞かせください。駆出率の保たれた心不全(HFpEF)では、ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)をどのように利用しましたか?

Dr Januzzi: 中年者のNT-proBNP正常値は20 pg/mLまたは30 pg/mLであり、おそらくそれほど高くありません。患者さんのNT-proBNPが300 pg/mLで、息切れ、肥満およびある程度の浮腫 […]

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