別の機関から得たヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)の結果は、移行可能ですか?

Dr Januzzi: NT-proBNPとBNPが初めて世に出た当初は、全てのNT-proBNPアッセイが同じ抗体に基づいていることから、基準範囲に関しては非常に類似していました。現在市場に出ているBNPアッセイは、異なる捕捉抗体および検出抗体に基づいているため、全く異なります。一方、提供される結果という点で言うとごく最近、NT-proBNPアッセイは若干変わりつつあります。重要なことは、検査機関ごとに異なる結果が提供され得ることを認識し理解することで、ご利用の検査機関と他の検査機関ではどのように異なるのかを理解することが大切になってきます。

エキスパートから得た最新情報

2型糖尿病患者の心血管疾患・リスク管理に関するインタビュー ーJCS/JDS合同コンセンサスステートメントよりー

このローカルストーリーシリーズは、Koichi Node博士への7部構成のビデオインタビューで構成されています。 Q1: 2型糖尿病患者の心血管疾患に関して、日本の状況とアンメットニーズについて教えてください。 まず、日 [...]

Read More...

...

16 9月 2021
野出 孝一先生

BNPとNT-proBNPの比較:専門家による見解

生物学的レベルにおけるBNPとNT-proBNPの差は、BNPはホルモンとして生物学的活性を示すのに対し、NT-proBNPは身体から受動的に除去され、生物学的活性を有さないという事実と深く関連します。 したがって、BN [...]

Read More...

...

1 10月 2020
Dr James L Januzzi